オーストラリアの観光スポット(世界遺産含む)を知ろう
オーストラリアの観光スポットがどこにあるのか知ろう。
下記にあるマップの左上のボタンを押すと、一覧で観光スポットが表示されます。
地図上の番号と記事の番号が連動しています。(州ごとの番号割り振り)
クイーンズランド州にある世界遺産を含むおすすめ観光スポット12選
ケアンズを中心に世界遺産「グレート・バリア・リーフ」の玄関口で有名です。
シドニーやメルボルンといった都市部と比べ年中を通して温暖な気候であることもリゾート感を際立たせてくれます。ケアンズの中心街も1日あれば一通り回れるほどの広さなので、のんびりしたい方におすすめです。
また、サーフィン、水上バイクなど、ダイナミックなマリンスポーツといった多くのマリンスポーツを楽しむことができ、キュランダ列車やスカイレールといった山のアクティビティもあるので、海と山両方楽しみたい方にはうってつけの観光スポットと言えます。
①グレートバリアリーフ(世界自然遺産)
日本列島がまるごと収まってしまうほど大きなサンゴ礁地帯です。その大きさは世界最大級で約2,000キロメートルの長さと3,500万ヘクタールという想像つかないほどの広さがあります。
1981年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。オーストラリアの世界遺産の代表例として有名な観光スポットですね。
15,000年以上も前から時間をかけてサンゴが成長し、広大なサンゴ礁地帯を作り上げたというから生命の神秘を感じます。
この地帯でみられるサンゴの種類は実に350種類以上。サンゴの周りには美しい魚も群れており、その様相は水中の楽園です。
最近では、その美しい景色からインスタ映えする撮影スポットとして人気が再燃しております。
せっかく訪れるなら、美しいグレートバリアリーフの海でダイビングを。
透明度の高い海と、見たことのない巨大サンゴ礁やたくさんの生物に出会うことができます。
グリーン島では、優雅な島でのんびり宿泊することが可能です。
人生で一度はリゾート気分を味わうのもオーストラリアならではの旅行の醍醐味ではないでしょうか。
グレートバリアリーフ特集
グレートバリアリーフと一言で言っても、観光・遊べる場所はたくさんあります。
でもスポットによって楽しみ方は様々なので、それをできるだけわかりやすく解説しておりますのでご覧くださいませ。
随時情報更新中です!
グレートバリアリーフに関するツアー一覧
②キュランダ熱帯雨林(世界自然遺産)
ケアンズの都市部から約40分ほど北上した場所にキュランダ村が存在します。キュランダ村を中心に南北に広がる湿潤熱帯雨林は世界最古とされる熱帯雨林です。1988年に世界遺産へ登録された観光スポットです。
キュランダ熱帯雨林の歴史は、恐竜が生きていた1億3000年前まで遡ります。白亜紀時代、この地に息づく植物は3,000種ともいわれ、原始の姿を残すものも少なくありません。樹齢3,000年以上ともいわれている樹木が存在するほど歴史は深く、クイーンズランド州へ観光した際は、ぜひ見て置くべきポイントです。
また、先住民アボリジニに神と呼ばれた鳥「ヒクイドリ」をはじめ、蛍光色のナナフシなど不思議な動物も多数存在します。
キュランダとは、先住民アボリジニの言葉で「熱帯雨林の村」を指します。1960年代には多くのアーティストやヒッピーが自分たちの村を作り、創作したもので生計を立てていました。アートで独特な雰囲気が名残として残っており、今でも人気の観光スポットとなっています。
ケアンズ市街から日帰りで観光できることも人気ポイントでしょう。
キュランダを1日で満喫するには、キュランダ高原鉄道(キュランダ列車)とスカイレール(長距離ゴンドラ)をそれぞれ利用するのがおすすめです。
キュランダ観光に関するツアー一覧
③キュランダ高原鉄道(キュランダ列車)
キュランダ列車は、ケアンズセントラル駅(ケアンズの中心にある駅)から、標高328m、ケアンズ市街から全長約33キロを片道1時間45分かけ、のんびりと熱帯雨林の中を進んでいきます。
途中に写真撮影スポットがいくつかあり、そのシーンでは速度を落としてゆっくりと進んでくれます。撮影スポットの中には、人気番組の「世界の車窓から」で約10年使われたシーンもあります。知っている人は思わずニッコリ笑顔になってしまうのではないでしょうか。
キュランダ列車は、もともとは鉱山からの物資をケアンズ港へ運ぶ目的で1891年に作られたものです。木造客車の長い編成をディーゼル機関車がのんびりと優雅に牽引しています。
通常の客席とオプションでゴールドクラスという軽食がついているサービスがあります。一度乗ったことある人は、ゴールドクラスで優雅にワインを飲みながら世界遺産の熱帯雨林を満喫するのも最高の贅沢ですね。
④スカイレール・ケーブルウェイ
熱帯雨林のわずか数メートル上空を渡る全長7.5kmのスカイレール。建設方針にとてもこだわりがあり、樹木を一本も伐採することがなかったそうです。長い間、世界一長いゴンドラとして君臨していましたが、ある日その記録は破られることに。どこに抜かれたかはジェイさんツアーのガイドから聞き出してみてください。
ケアンズから車で約15分ほどの場所にある、スミスフィールドターミナル駅から乗ることができます。終点のキュランダターミナル駅(キュランダ村)まで1時間半、熱帯雨林の真上を優雅に旅します。
ゴンドラは6人乗りですが上手く調整して乗せてくれるため、よほどの混雑をしていない限りは、知らない人との同席はないのも嬉しいところ。
また、ジェイさんツアーでは、ゴンドラに乗る直前にガイドが写真撮影してくれることもあるのもツアーならではでしょう。
ゴンドラに乗れば、ゆったりと広大な熱帯雨林の上を進んでいきます。
空から眺める際、青色の蝶(ユリシス・バタフライ)を探してみるのも良いでしょう。
幸せを運ぶ蝶として知られ、一日に3匹見ることができれば幸せになれるのだとか。
非常に素早く、不規則な動きをしているので見つけることはなかなか難しいかもしれません。
⑤レインフォレステーション・ネイチャーパーク
キュランダ村からシャトルバスでおよそ5分ほどの距離にある観光スポットです。
ケアンズの世界遺産である熱帯雨林の中をゆっくりと駆け抜けるアーミーダックツアーが人気です。
第2次世界大戦時に作られた水陸両用車のアーミーダックが現存しており、ゆっくりと熱帯雨林の日本語解説を聞くことができます。(アーミーダック含むプランをご選択の場合のみ)キュランダ観光はこちら!
また、併設されているワイルドライフパークでは、カンガルーやワラビー、コアラやヘビ、ウォンバットなどオーストラリアならではの動物や生き物が飼育された動物園を楽しむことができます。
先住民アボリジニの文化について触れるアトラクションやコアラの抱っこ写真ができるスポットなど、キュランダ観光といえば間違いなくレインフォレステーションでしょう。
⑥ジャプカイ・アボリジナルパーク
オーストラリアの先住民である「アボリジニのジャプカイ族」はケアンズ近郊やキュランダにて生活していました。そんな彼らの文化や歴史を日中やディナーショーとして学びながら楽しむことができる文化的観光スポットです。
小学生高学年の自由研究などにとても良さそうです。注目されること間違いなしではないでしょうか。
ちなみに「ジャプカイ」とは、アボリジニの言葉で「熱帯雨林の人々」という意味です。熱帯雨林とともに生活をしてきた彼らはどのような文化を作っていったのでしょうか。
オーストラリアでは、イギリスからの植民地支配を受けていました。その際、アボリジニの人々は迫害を受け土地や権利を奪われてきました。
人口の約90%が迫害による影響で減少してしまった、という話もありますが、それをどう受け取るかは実際に見て、文化を感じ取ることで理解することができるのではないでしょうか。
この施設での見どころは何と言っても、オーストラリアで最も古くギネス認定を受けているジャプカイバイナイトと呼ばれるアボリジニのディナーショーです。
ウェルカムドリンクをいただき、アボリジニアートやブーメラン展示を見学し、フェイスペインティング体験を行います。ディジュリドゥの音色がディナーショーのスタートの合図です。
火熾しの儀式を済ませたら、たくさんの種類があるビュッフェ形式のディナーを楽しみます。ディナーの後は、ダンサーたちとの記念撮影や、大空に広がる星空についてお話を聞くことができます。
⑦ゴールドコースト
クイーンズランドの中でも最南に位置するゴールドコースト。北から南まで60km続く白い砂浜がランドマークとして知られています。ゴミ一つなく、透明度の高い水質を誇る海は、国内外の人々を長く魅了し続けています。(その分、観光客への規制・指導も厳しいですのでルールを守って楽しみましょう)
⑧サーファーズパラダイス
1番人気はなんといっても「サーファーズパラダイス」、42kmのビーチは文字通りサーファーの聖地です。白い砂浜からどこまでも続く青空、透き通った海とリゾート地として誰しもが思い描くイメージが現実に存在します。
みんなが海のアクティビティに勤しんでいるわけではなく、周辺を散歩したり、昼寝や読書とのんびり過ごしている方も多いです。
⑨シーワールド
サーフィンをしない、家族でのんびり、プールで遊びたいという方はシーワールドがおすすめです。
サーファーズパラダイスからバス1本という好アクセス。日本ではあまり馴染みのない、遊園地と水族館が一体化している総合テーマパークで、ウォータスライダーやプールで涼しく楽しむ、イルカのショーを至近距離で見ることができるなど、時間を忘れて過ごすことができます。
⑩サンシャインコースト
一方、ブリスベンの北110kmにある「サンシャインコースト」もございます。その知名度は日本ではゴールドコーストに殆ど持っていかれていますが、知る人ぞ知るといった穴場的な観光スポットです。(海外ではメジャーな観光スポットですよ)
リゾートとしての整備・管理がかなりしっかりしているため、ゴールドコーストとはまた違った過ごし方ができます。他の人と差をつけたい方はこちらもおすすめですよ。
⑪フレーザー島(世界自然遺産)
サンシャインコーストから北に、ハービーベイの東側にある島「フレーザー島」は、南北約120km、東西は最大15kmほどの世界最大の砂の島です。
島自体が砂で覆われているため、やせた砂の上に植物が根ざすという希少さや類まれな自然美を評価され、1992年にユネスコの世界遺産に登録されました。
島の中で楽しむことができる、世界一の透明度「マッケンジー湖」「75マイルビーチ」「難破船マヒノ号」「砂の塔からドラル」「オオカミのような野犬ディンゴ」「ホエールウォッチング(クジラウォッチング)」などバラエティ豊かなアクティビティがございます。特に8月から10月にかけては、内陸を挟む湾でオーストラリア唯一の「ホエールウオッチング」が楽しめることで有名です。
⑫ポートダグラス
ダイビングやシュノーケルを楽しむなら、高級リゾートエリアのポートダグラスです。ケアンズから車で1時間程度でアクセスでき、グレートバリアリーフにも近いことからクルーズやダイビングの人気を集めております。ケアンズだと人が多いですが、ポートダグラスまで行けば、密集度が減るのでゆったりと過ごせますので、時間にゆとりがある方はぜひおすすめです。
ポートダグラスに関するツアー
ニューサウスウェールズ州にある世界遺産を含むおすすめ観光スポット6選
ニューサウスウェールズ州にあるシドニーが主流です。ハーバービューやオペラハウスといった近代建築がありつつ、都市部から離れると自然が豊かなので様々な世界遺産を楽しむことができます。
①シドニー港
世界3大美港のひとつとして有名です。シドニー湾は、シドニー・ハーバーとボタニー湾をセットにした総称です。
観光のためのクルーザーや通勤通学のために利用されるローカルフェリー、時にはタイタニック級の豪華客船が利用するなど、シドニーの海上口としては最もポピュラーで親しまれている港です。
湾の入り口は1.5kmほどとそこまで広いわけでは有りません。緑に囲まれた海岸線と美しい海は、時間帯ごとに異なる表情を見せてくれます。日中は青空と風を感じながらのクルーズや散歩といったゆったりした時間、夕方から夜にかけてはライトアップされた夜景に、海上を行き交うクルーズ船がシドニーの観光地の力強さとロマンチックな雰囲気を味わせてくれます。まるで、映画のワンシーン、といったイメージですね。
そんなシドニー港も、最初は何もなくテントを張って生活していたとか。オーストラリアの歴史とともに常に変化し続けた都市でもあります。
この港からフェリーに乗り、フォートデニソン(Fort Deninson)島やタロンガ動物園(Taronga Zoo)へツアー参加することができます。
フォートデニソンは砦や刑務所としての歴史を持っており、独特な雰囲気と建築物が人気です。
②ハンター・バレー
なんせワインですね。ワイン生産者から様々なことを学ぶことができるものから、味わいを楽しむことができるツアーまで様々です。
シドニーから北西に約160kmほど離れたハンター・バレーは、オーストラリアワインの名産地として知られています。
素敵なワイナリーとレストランを楽しむことができるツアーですが、中でも人気なのが珍しいヴィンテージワインを試飲することができるテイスティング教室がおすすめです。1866年に設立されたオードリー・ウィルキンソン・ワイナリーでは、美しいテイスティングルームでたくさんのワインを試飲することができます。
ワインと言えばチーズですね。ハンターバレーチーズファクトリーに立ち寄り、チーズの試食をしましょう。5種類のチーズを味わうことができるテイスティングチーズがおすすめですね。また、チーズのテイスティングを学ぶことができるプライベートレッスンも時間に余裕があればぜひ参加ください。素敵なワインを楽しみながら、ワインやチーズについて知識を深め、より優雅なワイン&チーズライフをどうぞ。
③ロード・ハウ島群(世界自然遺産)
シドニーから北東へ約700kmに位置する、ブリスベンとニュージーランドの間に浮かぶ世界遺産の観光スポットです、約700万年も前に隆起をした海底火山が長い年月で侵食され出来上がった島々で、島の殆どの地域は海洋公園として保護されています。環境保護・保のために、島には一日4約00人しか滞在することができないというルールが定められているため、インスタグラムの撮影スポットとしてはかなりオススメです。人の手に余り触れられていない真っ白なビーチをひと目見るだけでも価値があります。
④シドニー・オペラハウス(世界文化遺産)
20世紀の建築物として代表例になるほど有名なオペラハウス。建築には14年の時間をかけて作られました。その特徴的かつ鋭角的なシルエットはシドニーのシンボル的建物は貝殻もしくは帆船の帆のようにみえます。100万枚以上の白とクリーム色のタイルから構成されており、輝く白さと独創的なデザインをひと目見ようと、多くの方が訪れる観光スポットになっています。そんなオペラハウスは、2007年にユネスコの世界遺産登録されました。建築当時の技術力に対しては先進的すぎたデザインだったため、完成には多くの波乱があったそうです。1998年には、このオペラハウス前にて長野オリンピックの開会式のために第九の合唱が行われました。オペラハウスの見どころはなんと言っても夜のライトアップです。日中の白とクリーム色に包まれた近代建築物のイメージとは異なり、幻想的雰囲気が溢れます。周囲にはカップルが多くなるのもうなずけます。5〜6月にライトアップイベントが開催されます。色鮮やかなオペラハウスが新たな世界遺産の観光スポットとして楽しませてくれます。オペラハウスは外観だけでなく、内部の構造もすばらしいです。劇場やコンサートホールがあるため、建築物好きには最高の1日となること間違いなしです。また、ツアー参加することで、オペラハウスがなぜ世界遺産として登録されたのか、その秘密を知ることができますので、がわかるので、ぜひツアー参加することをおすすめします。
⑤⑥ブルー・マウンテンズ(世界自然遺産)
シドニーから西へ約70kmの位置にあります。北はクイーンズランド、南はビクトリアまでを結ぶ約4000km以上の山脈です。日本列島がまるごと収まってしまいますね。標高はそれほど高いわけでは有りませんが、滝や渓谷なども多く登山家やカメラマンなどには密かな人気観光スポットとなっています。2000年にユネスコの世界遺産に登録されました。特に有名な絶景ポイントとして、「ザ・スリー・シスターズ」があります。
⑦ザ・スリー・シスターズ(世界自然遺産)
シドニー市街から車でおおよそ2時間。列車で移動することも可能なので、お好きな方を選んでくださいね。列車で移動の場合は、カトゥーンバ駅から徒歩で30〜40分ほどで絶景ポイントであるエコーポイントに到着します。このザ・スリー・シスターズは砂岩ですが、900メートルを超える巨大な風化した砂岩は他で見ることはなかなかできません。
絶景といえば、グレーター・ブルー・マウンテンズには約90種類のユーカリが現存しており、これらの樹木から発生する油分が太陽に照らされることで霧が発生します。とても幻想的な風景となりますが、この風景がブルーマウンテンズの名前の由来だと言われております。
展望台だけではなく、周辺に遊歩道があります。この遊歩道は何と3つのコースに分かれており初級者コース、中級者コース、上級者コースと別れております。トレッキングに慣れているかどうかで判断いただければよいのですが、体力と観光できる時間に合わせて調整くださいね。
様々な動物や植物と出会うことができるブルーマウンテンは、日本では見ることのできない規格外の気色ですので、是非楽しんでください。
展望めぐりや野生のカンガルー探しを兼ねたブッシュウォーク(散策)、世界最古の鍾乳洞の探検など、シドニー市内からのツアーが人気です。
シドニーに関するツアー一覧
ノーザンテリトリー州にある世界遺産を含むおすすめ観光スポット3選
砂漠地帯の世界遺産「ウルル(エアーズロック)」やオーストラリアで一番歴史の古い世界遺産「カカドゥ国立公園」など、力強さとワイルドな自然を感じることができる観光スポットです。
①ダーウィン
広大な面積を誇るノーザンテリトリー州は、カカドゥ国立公園やエアーズロックなどの世界遺産への玄関口です。またオーストラリア大陸縦断の旅の出発地点としても有名です。そんなダーウィンはオーストラリア連邦ノーザンテリトリーの州都です。
どうしてもエアーズロックや砂漠のイメージが強いですが、マイリー・ポイント歴史的建造物保存地区やノーザンテリトリー美術博物館、マングローブやモンスーン性植物が根付く森やアレクサンダー湖、イースト・ポイント自然保護区など、近代文化から自然にふれることができる観光スポットが多く存在します。
中心街には世界最大級のアボリジニ・アートの私設ギャラリーがあり、芸術を掘り下げるなら中心街から車で5分程度のアート街、パラップ地区に出向くのもよいでしょう。アボリジニ・アートや現代芸術が多く集まっています。
多国籍グルメがあつまるのも面白く、まだまだオーストラリアの観光スポットとしては穴場なので、ぜひあなたのインスタグラムで素敵な写真をシェアしてみるのも良いでしょう。
②リッチフィールド国立公園
ダーウィンから車でおおよそ2時間の場所にある観光スポットとして穴場的人気を誇る国立公園です。「巨大アリ塚(マグネティック・ターマイト・マウンズ)」「取るマーの滝」「フローレンスの滝」「ワンジの滝」などスピリチュアルかつパワースポットが多く存在します。日本で言う屋久島のイメージに近いかもしれません。
日帰りトレッキングも主流です。公園内でのキャンプが可能なので、キャンピングツアーの観光客も多く、それぞれの楽しみ方で満喫することができます。
③カカドゥ国立公園(世界複合遺産)
オーストラリアで最初に世界遺産登録された国立公園です。4万年以上前に生きていたアボリジニの痕跡も残されていることから、自然遺産と文化遺産両方の価値を認められた希少な複合遺産でもあるのです。
約2万平方キロに及ぶ面積は国内最大級で、大自然と先住民アボリジニの文化については一番色濃く知ることができます。
3,000カ所以上に残されている壁画はアボリジニ独特の「レントゲン技法」で描かれています。これらの壁画は、4万年前のものとは思えないほど保存状態が良いため、芸術的・歴史的観点でも貴重です。芸術観点での観光スポットとして楽しむことができるため、大人旅に向いていると言えます。
タスマニア州にある世界遺産を含むおすすめ観光スポット5選
氷河期に作られた特異な地形で、オーストラリア大陸の南端に位置します。1982年にユネスコの世界遺産に登録されてからは、太古の自然を味わうことができる原生林地帯として親しまれています。その後、1989年には先住民アボリジニが残したとされる壁画が注目され、世界文化遺産として追加登録されました。そのことで、複合的世界遺産としてオーストラリアが世界に誇る貴重な観光スポットへと注目されるようになったのです。
①ボノロング野生動物保護区
ボノロング野生動物保護区では、保護動物のことを知ってもらうために毎日ガイドツアーが催行されています。
保護動物には、タスマニアデビル、ウォンバット、コアラ、エキドナ(はりもぐら)カンガルーといった哺乳類やコカトゥーやインコなどの鳥類、その他爬虫類がいます。
ウォンバット、タスマニアデビル、コアラの紹介があるツアーは、1日3回 (45分 / 回)で11時半、14時、15時半に催行されております。
タスマニアには多くの動物園がありますが、抱っこしたりえさをあげたりと動物と触れ合えることで知られています。お子さまと一緒に旅をする素敵なプランにいかがでしょうか?夏休みの絵日記や自由研究に相性ぴったりです。
②ウェリントン山
標高1270mのこの山は周辺に景観を遮るものがないため、ホバート周辺を一望することができる絶景ルックアウトポイントです。道路も舗装されているので、車でのアクセスも容易なのが嬉しいですね。駐車場も無料です。
麓のあたりには温帯雨林がありますが、標高が高くなると亜高山帯の植物と泉が広がっていきます。クライマーから愛されるゴツゴツとした崖(「オルガン パイプ」)がタスマニアのワイルド感を体験できます。
バスでも約30分ほどで山道入り口に到着します。徒歩、バス、車、自転車など様々なルートでトレッキングを楽しむことができます。自転車用のルートは、レンタルマウンテンバイクがおすすめです。
晴れた日に山頂から望むルックアウトをぜひご堪能ください。車でアクセスされる方は、夕暮れや夜景なんかもおすすめですよ。
③サラマンカ・マーケット
ホバートのウオーターフロントの中心地、サラマンカプレースは石畳のレトロな町です。19世紀に囚人たちの手によって砂岩で建てられた倉庫の集まりです。貿易が盛んだった頃に使われていた倉庫を改修し、レストランや劇場、カフェなどに生まれ変わり、1972年以降、サマランカ・マーケットとして一般の方々にも楽しむことができる市場へ変化し、現在では食事やショッピング、アートや音楽といった様々な文化にあふれた賑わいあるおしゃれな観光スポットです。
毎週土曜に開催される「サラマンカ・マーケット」では、オーガニック野菜や果物、古着、工芸品、花、民芸品、アクセサリーや骨董など、食から趣味用品、ガラクタなど見て回るだけでも充分に楽しむことができるほど、バラエティに富んでいます。
近くのパーラメント・スクエアという広場でイベントが開催されていることもあります。特徴的なのは、同じ店舗が必ず出るわけではないため、商品やサービスに関しては一期一会のような出会いになると言えます。少しでも気になるものがあれば、衝動買いのように豪快に行くほうが良いかもしれません。もう一度のチャンスに恵まれることのほうが少ないのも、サマランカ・マーケットの醍醐味と言えます。
④タスマニア原生地域(世界複合遺産)
世界遺産タスマニア原生地域は圧倒的な自然が特徴です。タスマニアの森にはシダやブナ、針葉樹林やユーカリ林、ボタングラスなどたくさんの植物が生息しており、樹齢2,000年越えの樹木も存在します。地球の歴史を感じることができますね。
この一帯はオーストラリア最深の深さを持つ「セントクレア湖」や氷河の浸食によってできた山脈「クレイドルマウンテン」、絶句してしまうほど美しい「ワイングラスベイ」といった、太古からの自然を観光できるよう国立公園として運営、整備されています。
タスマニアデビルやワラビー、オポッサム、ウォンバットなど日本ではなかなか見ることのできない動物にであるのも魅力です。
圧倒的な大自然の中で、悠々自適に暮らす野生動物を眺めるのも良いですよ。
観光には様々なウォーキングコースがございます。これだけ広い敷地のため、万が一行方不明になってしまったときに対応できるよう、各チェックポイントで入と出の時間や目的地といった情報を記載することになっています。自分のみを守る保険のようなものなので、忘れずに記載しておきましょう。
⑤オーストラリアの囚人遺跡群(世界文化遺産)
英国流刑の歴史を刻む囚人遺跡群で、オーストラリアの歴史と文化を学ぶ、学術的な場所友言えます。建築物好きには、全く別の目線で楽しむことができるのも素敵ですね。
タスマニア、ノーフォーク島、ニューサウスウェールズ州など各地の11カ所に点在した遺跡をまとめて世界遺産登録されたという変わった経緯があります。その中でも、タスマン半島にある「ポート・アーサー史跡」は最も有名かつ定番の観光スポットとして知られています。
海に囲まれた佇まいから脱獄は不可能とされ、「最果ての流刑地」と呼ばれ重罪人ばかりが送り込まれる場所でした。
日本では見ることができない建築物と自然の融合は、他とは違う風景写真やインスタ映えする写真を撮影するのにうってつけです。
いかがでしたか?
オーストラリアには魅力的な観光スポットが満載です!
日本と比べ圧倒的な面積を誇るため、一度に満喫するというのはなかなか難しいかもしれません。
だからこそ事前準備をして、できるだけ無駄なく楽しみたいですよね。
たくさんのスポットがありすぎてわからない!決められない!と迷ってしまうこともあると思います。
そんなときは、ぜひ私たちジェイさんツアーへご相談ください。
あなたの素敵な旅を応援させてください☆
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